「2023年05月」の記事一覧(2件)
カテゴリ:不動産の知識(札幌) / 投稿日付:2023/06/02 00:00
本ブログでは、マンション経営をする前に知っておきたい情報をお届けします。
1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。
今回のテーマは「老後は大丈夫?!あなたが今すぐ資産運用を始めるべき理由」です。
日本人の平均寿命が延びています。
厚生労働省が発表した2022年の日本人の平均寿命は女性87.57歳、男性81.47歳となっています。
これが何を意味するかといえば、現役世代の私たちが想像する以上に、これからの引退後の人生は長く続くということです。
老後が長くなれば、生活費も当然、多く必要になります。
それでは、一体どうやって、そのための資金を捻出すればいいのでしょうか。本稿では老後の対策について考えてみます。
参照:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/dl/life21-02.pdf
1.高齢化の進行と社会保障費の増大
急激に進行する高齢化を背景に、社会保障費が年々増大しています。
社会保障費の内訳は大きく分けて、年金、医療、介護、福祉の4つです。
2022年度の日本政府の一般会計予算である110.3兆円のうち、
社会保障費は、32.9%にあたる36.3兆円となりました。
現役世代が減少する一方で、2025年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者となるため、
医療・介護費ともに急増することになります。
年金受給年齢の引き上げが検討され、働き方改革で、副業などを勧めるようになった背景には、こうした状況があります。
今後の国の方針を簡単にいえば、公費でまかないきれなくなる分は、できる限り自分で賄ってくださいということなのです。
参照:財務省https://www.mof.go.jp/zaisei/current-situation/index.html
2.老後の生活費、いくらかかる?
現在、老後生活を送っている人たちの毎月の生活費はいくらとなっているでしょうか。
総務省が行った家計調査報告(2021年)によると、
二人以上の世帯のうち高齢無職世帯(世帯主が65歳以上の無職世帯)の消費支出を年齢階級別に見ると以下の通りでした。
60~64歳:287,126円
65歳~69歳:280,010円
70歳~74歳:249,589円
75歳以上:233,602円
平均:262,581円
一方、年金などの社会保障給付金も含めた実収入は、以下の通りです。
60歳~64歳:213,665円
65歳~69歳:277,757円
70歳~74歳:258,359円
75歳以上:234,495円
平均:246,069円
基本的に収入より支出が大きくなっています。平均値で比較すると16,512円の赤字です。
仮に65歳で仕事から完全に引退し、夫婦2人で100歳まで生きるとすると、
16,512円×12ヵ月×35年間=6,935,040円を、何らかの方法で補填しなければなりません。
生命保険文化センターが2022年度にまとめた「生活保障に関する調査」によれば、
ゆとりある老後生活に必要な生活費は月平均で37.9万円です。
豊かで満足できる生活を送る上では、まったく足りない状況なのです。
3.将来の不足は自分でおぎなう時代
日本高齢化社会の現状を解説する「高齢社会白書(2022年版)」を発表しました。
それを見ると、年齢階層別の貯蓄の違いが分かります。
70歳以上で、2人以上の世帯は、平均で2,259万円の貯蓄を保有しています。
これは、上述した35年間の不足額とほぼ同じ金額です。ギリギリで人並みな生活を送れるというのが現状でしょう。
また現在60代の世帯における貯蓄額は2,384万円、50代では1,703万円、40代では1,081万円です。
60代になると急に貯蓄が増えるのは、退職金などの上乗せがあるためです。
しかし、貯蓄額の多い世帯は、現在の高齢者世帯に偏っており、4,000万円以上の高額貯蓄保有世帯は、
65歳以上の世帯が17.3%で、全世帯の12.1%と比較すると突出しています。
つまり、現在の高齢者ほど資産を保有しているということです。
10年後、20年後に現役を退くことになる、現在の40代50代は、貯蓄について最も考えなければならないのにも関わらず、
将来に対する備えがまったく不十分である実態が浮かび上がってきます。
参照:内閣府高齢社会白書https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html
前編は以上になります。
後編では
・老後への備えは、リスクを抑えた資産運用
・つみたてNISAやiDeCoの活用を
・不動産投資を組み入れることの安心感
についてお伝えします。
老後は大丈夫?!あなたが今すぐ資産運用を始めるべき理由
┗ 参考:https://dear-reicious-online.jp/archives/336
ご高覧頂きありがとうございました。
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カテゴリ:不動産の知識(札幌) / 投稿日付:2023/05/26 00:00
本ブログでは、マンション経営をする前に知っておきたい情報をお届けします。
1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。
今回のテーマは「スマート家電で付加価値が高まる」です。
「スマート家電」とは、スマホやネットと家電を連携させて様々な操作ができる機能を持たせた家電です。
家がスマート家電化されると快適に暮らせるようになります。
所有物件を差別化するために室内をスマート家電に変えたいけども、
まだまだ高額で手が出ないと思っていらっしゃるオーナーは多いかと思います。
しかし、今ある家電を買い替えなくても、スマホを使って室内の家電を低コストでスマート家電化できるグッズがあります。
今回はスマート家電化するための必需品のスマートリモコンとスマートプラグを紹介します。
スマートリモコンとは?
既存のリモコンは、エアコン・テレビ・電灯などの家電とリモコンが1対1で繋がっていますが、
スマートリモコンを使うと「リモコン操作していた家電すべて」をスマホからまとめて操作できます。
Wi-FiやBluetooth対応ではない家電でもリモコン機能があればスマート家電化できます。
下図のように、スマホから室内のネット環境を使ってスマートリモコンに発信、スマートリモコンから各家電に発信します。
さらに専用アプリを使って
・設定時間に照明をつける・消す、出張中でも在宅を演出して泥棒などを防止できる
・外出先から冷暖房をON/OFFをする、外出先からスイッチオフができる
・GPS機能と連動したエアコンのON/OFF、家から〇メートル離れたら自動でエアコンのスイッチON/OFF
・鍵のロック忘れチェック、スマートロックの装着してドアの前に立つと開錠、ドアから離れるとロック
上記のように外出先からコントロールができます。
現行品のスマートリモコンは音声システムにも対応しているので、AlexaやGoogleアシスタントへの移行にも問題ありません。
スマートプラグとは?
スマートプラグ(コンセント)は、プラグアダプターやマルチタップなどを使い、
リモコン機能がない家電の電源ON/OFFをスマホで遠隔操作できるようにする機器です。
スイッチのON/OFFがメインの機能なので、
扇風機・換気扇
電気スタンド
電気ケトル
コーヒーメーカー
こたつやカーペット
など、昔ながらのシンプルな家電をスマート家電化するのに向いています。