カテゴリ:不動産の知識(札幌) / 投稿日付:2024/02/23 00:00
本ブログでは、マンション経営をする前に知っておきたい情報をお届けします。
1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。
今回のテーマは「マンション経営は高層と低層のどっちが最適?投資用マンションを選ぶときのポイント(後編)」です。
マンション経営は、低層マンションと高層マンションの特徴で分けることができます。
後編では低層マンションのメリットやデメリットと
「マンション経営をする際にどちらのマンションが向いているのかを確認するためのポイント」について解説していきます。
低層マンションのメリット
1.第一種・第二種低層住居専用地域に建てられる
低層マンションは階数が1〜3階建てのため、建物の高さ制限がある「第一種・第二種低層住居専用地域」の
用途地域でも建設することができ、この地域に建設されることが多いです。
こういった地域は一戸建て住宅などが多い閑静な住宅街が多く、住みやすい、治安がいいといった特徴があり、
ファミリー層などからの人気が高く、空室リスクが低いというメリットがあります。
(引用:国土交通省 みんなで進めるまちづくりの話/不動産情報サイト アットホーム 不動産用語集)
2.火災や地震に強く避難しやすい
低層マンションは壁式工法と呼ばれる比較的地震に強い工法で建築されていることや、
最高階も3階と高くないため地震に強く、避難しやすい特徴があります。
3.部屋数が限られるため希少性が高い
低層マンションは部屋数が限られており、希少性が高く、入居者待ちができるケースもあります。
ただし、そうした人気の高いマンションは、立地やデザイン性が良いなどの特徴があるものに限られています。
低層マンションのデメリット
1.住戸数が少ないため管理費が高いケースがある
低層マンションは住戸数が少ないことから、住人一世帯あたりが負担する管理費が高くなる傾向にあります。
そのため、管理費を含めた家賃をエリアの相場に合わせて設定するようにしましょう。
2.共用施設や管理体制が充実していない
低層マンションは高層マンションに比べて共用施設が少ない場合が多く、管理人が常駐していないケースもあります。
「管理体制がしっかりしたマンションに住みたい」「セキュリティにこだわりたい」と考えている人は、
低層マンションを避ける傾向にあります。
3.騒音や外部からの視線が気になる可能性がある
低層マンションは、周囲の環境によっては騒音や通行人の視線が気になる可能性があります。
ブロック塀、フェンス、植木などによる囲いがあれば外部からの視線は避けられますが、
車や人の往来が多い場所だと騒音が気になることもあります。
マンション経営ならどっちを選ぶ?
1.ターゲットを決める
低層マンションはファミリー層やシニア層に向いており、
高層マンションは共働き世帯など交通の利便性を優先する人に向いているマンションになります。
どちらを選んでもそれぞれメリット・デメリットがあります。
例えば、ファミリー層は子どもが学校に通うため、長期的に住み続ける可能性が高いというメリットがあります。
一方で高層マンションは一人暮らしや共働き夫婦などに人気があるため、転勤等の理由で退去するデメリットがあります。
しかし、眺望がいい、駅チカなどの売りポイントがあることから、賃貸需要が高く、
入居者が出ていくとなっても、すぐに新しい入居者が決まるなど、空室になりにくいです。
2.立地や利便性を確認する
当然ですが、マンション経営を行ううえで立地は非常に重要です。
高層マンションは夫婦2人世帯など交通の利便性を優先する働き盛りの世帯の需要が高いです。
そのため駅から近いエリアにあるほうが賃貸需要は高いといえます。
一方で、低層マンションは閑静な住宅街にあることが多く、ファミリー層が多いため、
スーパーや公園が近くにあるといったように、生活利便性が高いエリアが求められる傾向にあります。
3.物件の資産価値を把握する
マンション経営は、低層であっても高層であっても当然出口戦略を考えておくことは重要になります。
つまり、売却するときに高く売却ができるよう、資産価値が下がりにくい物件を選ぶ必要があります。
物件の資産価値に影響する要素として、
立地・地域の人口の増減・将来の開発計画などが挙げられます。
そのため、今現在の物件の資産価値だけではなく、
10年後、15年後の資産価値の下落率も参考にしながら購入を判断するといいでしょう。
4.自分の資金計画に合った物件を選ぶ
自分の資金計画に合ったマンションを選ぶことがマンション経営において重要になります。
マンション経営は長期に渡り資産形成していくものです。
目の前の家賃収入とご自身の返済能力だけでシミュレーションするのではなく、
この先でも経営を維持できるか、余裕のある経営プランを立てるようにしましょう。
まとめ
今回はマンション経営をする際に、低層マンションと高層マンションのメリット、デメリットなどについて解説しました。
要点は次の通りです。
【結論】
入居ターゲット、資金計画などで物件タイプを選ぶことが重要
低層マンションと高層マンションで悩まれている方は、ぜひ本ブログをお役に立てください。
マンション経営は高層と低層のどっちが最適?投資用マンションを選ぶときのポイント
┗ 参考:https://dear-reicious-online.jp/archives/1224
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