カテゴリ:不動産の知識(札幌) / 投稿日付:2023/11/03 00:00
本ブログでは、不動産投資をする前に知っておきたい情報をお届けします。
1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。
今回のテーマは「不動産をポートフォリオに組み入れるメリットとは?(3)」です。
貯蓄だけでは将来の不安が拭えない現代、お金に対する人々の意識は「貯蓄」から「資産運用」へと変わりつつあります。
その方法は上場株や投資信託の購入、マンション経営とさまざまです。
資産運用する際に大事なのは、適切なポートフォリオを作成して計画的に運用することです。
本ブログでは、不動産のポートフォリオについて解説します。
1.不動産のポートフォリオ
不動産のポートフォリオを構成する要素は、以下の3つになります。
1.物件種類
2.築年数
3.エリア
1.物件種類
物件の種類は、大きく分けるとアパート・マンションなどの居住用物件と、事務所・店舗などの事業用物件に分かれます。
両者を比べると居住用物件のほうが収益は安定しているので、事業用物件をメインにしている投資家が、
居住用物件を組み入れることでリスク分散できます。
2.築年数
マンション経営の大きなコストの1つが修繕費です。
もし、中古マンションばかり購入していると、突発的な修繕が重なり、まとまった資金が必要になる恐れがあります。
ポートフォリオは新築と中古を組み合わせ、ローン返済が終了した、または売却した場合に差益が見込める
中古マンションを順次売却し、新築マンションと入れ替える戦略も有効です。
3.エリア
エリアによるポートフォリオの組み合わせには2つの考え方があります。
1つは都心5区(千代田、港、中央、新宿、渋谷)、それ以外の東京23区、
東京以外の首都圏(埼玉、千葉、神奈川)など異なるエリアに分散保有するという方法です。
地震などの災害や、工場・大学の移転といったリスクに備えることができます。
2.ポートフォリオを見直すタイミングは?
ポートフォリオは定期的に見直す必要があります。
不動産のポートフォリオを見直す大きな要因は、都市の将来性の変化です。
典型的な例が、東京オリンピック・パラリンピック開催後の市場の動向です。
開催後は周辺不動産の実需が増すことは間違いありません。
都市の再開発も、キャッチした時点でポートフォリオに組み入れることが必要です。
物件自体の問題としては、経年にともなって賃料の下落が免れないような状況になれば、売却を検討することも必要でしょう。
3.不動産をポートフォリオに組み入れ、安定した資産運用を
ここまで、資産運用に重要なポートフォリオについて見てきました。
不動産はローンの返済が終われば家賃収入が個人年金代わりになります。
ポートフォリオの安定性を考えた場合は、資産の半分を不動産にすることで、経済危機があったときでも下支えになります。
不動産、とりわけ賃貸マンション経営は売買ではなく、家賃収入を目的にするため、
他の投資よりは安全性が高いといえます。
先行きが見通せない今だからこそ、不動産をポートフォリオに組み入れ、安定した資産運用を目指してはいかがでしょうか。
不動産をポートフォリオに組み入れるメリットとは?
┗ 参考:https://dear-reicious-online.jp/archives/307
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