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日本の年収推移(前編)
カテゴリ:不動産の知識(札幌)  / 投稿日付:2023/01/13 00:00

本ブログでは、マンション経営をする前に知っておきたい情報をお届けします。

1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。

今回のテーマは「日本の年収推移(前編)」です。



2021年10月16日の日経新聞にて

「日本の年収、30年横ばい 新政権は分配へまず成長を」という記事が掲載されました。

 

日本は他の先進国と比較すると年収水準が30年もの間、変わっていないということになります。

失われた30年とも呼ばれ日本が成長していないことをわかりやすく示したグラフであると言えるでしょう。

日経新聞 2021/10/16 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA068F10W1A001C2000000/



【日本の年収推移】

 

リーマンショックによって大きく水準が下がり、

アベノミクスによって持ち直したものの30年前の水準には達していません。



【日本の退職金推移】



平均の退職金額は約700万円減少しています。

給与水準が回復傾向にある中でも右肩下がりで減少が続いています。

マネ男とマネ娘 https://maneomaneko.tsite.jp/article/687/

 

増加する支出

【消費税率】

 

消費税導入時、税率は3%だったのに対し現在は10%(軽減税率適用の際は8%)。

100,000円のものを購入した際にかかる消費税は税率3%のとき3,000円であったのに対し、
現在では10,000円と負担額が大幅に上がっています。

 

【国民年金保険料】



1990年に8,000円ほどだった国民年金保険料は

現在およそ2倍の16,000円にまで引き上げられています。

厚生年金保険料は2004~2017年に段階的な引き上げを実施。

増加率は人により異なりますが、自己負担の保険料は2%前後上昇しています。

健康保険料は所属する健康保険組合にもよりますが増加傾向にあります。

全国健康保険協会(協会けんぽ)を例に挙げると

1990年の保険料率は8.4%なのに対して、2020年は10%となっています。

 

【物価の上昇】

 

ここ30年間で、物価も上昇しています。

総務省の消費者物価指数(総合・2015年基準の時系列データ)をみると、

全国の指数は1990年が92.1なのに対して2019年は102となっており、

1割ほど上がっていることが分かります。

1990年なら自販機の缶ジュースは100円、郵便はがきは41円で買えたはずです。

それが2020年現在では缶ジュースの相場は130円で、郵便はがきは63円に値上がりしています。

マネ男とマネ娘 https://maneomaneko.tsite.jp/article/687/


日本の年収推移(後編)では
・日本人の年収が上がらない主な理由
・貯蓄率の推移についてお話します。


ご高覧頂きありがとうございました。


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