カテゴリ:不動産の知識(札幌) / 投稿日付:2022/03/04 00:00
メリット
①小額から始められる
証券化された金融商品のため10万円程度から投資可能。
比較的少額から資産運用できます。
一方、実物不動産投資を行う場合は購入をするのに
最低数百万円は必要となり、ローンを活用するケースが多いです。
②手軽さ
投資家から集めたお金で複数の不動産を運用する
商品のため自分で不動産を購入して所有する必要がありません。
投資額を払い、運用は専門家が行う手軽さを有しています。
反面、全て任せきりにしていると損害に気づかないリスクも。
③価格をリアルタイムで把握できる
株式と同様に証券会社の口座で売買可能。
証券取引所の取引時間は株式と同じです。
④分散投資のしやすさ
複数の不動産が組み込まれた商品のため分散投資を行えます。
少額から投資でき、複数商品の購入もしやすいことが特徴です。
〈他金融商品で分散投資を行うには〉
株式 複数保有が必要
FX 複数の通貨ペアの保有が必要
デメリット
①実物不動産を保有できない
実物不動産への投資であれば、所有する不動産に
住むなど投資以外の活用も可能。
②企業が倒産すると大きな損失に
投資法人の資金調達が上手くいかず、
キャッシュフローが悪化するケースもあります。
投資法人が倒産しても不動産の価値はゼロにならないため、
不動産を売却してお金が戻ってくる可能性もあります。
③上場廃止で価格下落するリスク
通常、整理銘柄に指定されると価格が大きく下がる懸念があります。
④大きくレバレッジを効かせた取引ができない
REITや株式投資は保証金などを入れることで信用取引ができるが、
上限は手持ち資金の約3倍までと決まっています。
一方、マンション経営はローンを組んで大きく
レバレッジを効かせた運用が可能です。
⑤リスク
・株式同様に日々の価格変動で元本割れをするリスク。
・分配金も確定しているわけではないため、テナントの
退去や賃料の低下による分配金が減少するリスク。
・自然災害による、不動産価値が下落するリスク等があります。
リスク・ヘッジ
空室リスクや賃料低下
リスクはありますが、物件の選択や修繕を
行うなど対策をとることで、リスクを軽減できます。
REITは一つの商品で分散投資効果があり、複数のREITに投資を行える。
または他の投資商品と組み合わせることで、リスクの軽減が可能。
REITと実物不動産の比較
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